モノラル・パワーアンプの傑作、No33およびNo33Hにより完成の域にまで達した、
マークレビンソンのフルバランス・オペレーション・パワーアンプ技術。
その設計コンセプトをワンシャーシに結合させたのが、デュアル・モノラル・パワーアンプ -No532です。
インプットからアウトプットまで、凝縮された最短信号経路で構成されたフルバランス型モノラル・パワーアンプ回路をタワー型デザインの左右独立筐体に収め、コントロール回路をセンターに、強力無比なパワーサプライをフロント部に収めた独立4ブロック構成。これらをバスバーや低損失コネクターで連結し、シャーシ、トップパネルで結合、一体化させた究極のデュアル・モノラル・パワーアンプです。

特徴
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機能的必要条件から導き出された独創的コンストラクション。
パワーアンプの外観的特長の多くは、その機能、性能に占める割合の高さから、内包する電源部のボリュームと温度的必要条件から形作られます。No532の左右独立、プラス用マイナス用独立のダブルヒートシンク構造は、左右チャンネルの出力それぞれ半分にそれぞれ片面のヒートシンクが充てられ、回路構成的にも放熱効果の点でも理想的なバランス型構造を実現。各出力回路がそれぞれ1個のスピーカーターミナルを駆動します。入力~ボルテージドライブ基板はプラス/マイナス両出力基板上部に位置し、それぞれの出力回路をドライブ。シンプルかつ最短経路での信号増幅を可能にしています。直交配置された各基板のレイアウトは基板同士の相互誘磁干渉を抑え、信号純度を高く保ちます。
また、No532の独特なシャーシレイアウトは、オーディオ回路と密接な関係を保ちながら電源部を適切な距離に隔離することを可能にします。中央部のタワー背面から入力されたAC電源は中央セクションを通り強大なパワーを生み出すフロント部のメイン電源に供給され、クリーンな直流電源となって左右タワー部の各出力サーキットへと供給されます。オペレーション回路、電源回路など、ノイズ発生源となる総ての回路はオーディオ入出力回路とは独立したエリアに納められ、必要にして十分な距離を隔ててレイアウトされています。 -
ウルトラ・ローノイズ・パワーサプライ
二基の大型1382VAローノイズ・トロイダル・トランスフォーマーには更なるノイズ低減のためにコイル間に静電遮蔽シールドを装備し、AC電源と低電圧の二次側出力とを分離。コイル相互間の静電容量を大幅に減少させ、高域ノイズ伝播を防いでいます。さらに綿密なフィルタリングを施すことにより、驚くほどの低ノイズ化を果たしています。回路毎に最適装備されたローカルレギュレーター負荷に近接して個別に電源供給を行う「ポイント・オブ・ロード型レギュレーター」と呼ばれる方式は、 No33/No33H同様マークレビンソン・パワーアンプ伝統の手法ですが、No532ではより進化した手法が採られています。
レギュレーター類は信号経路に物理的に非常に近接して設置されていますが信号系とは別の基板上にあり、電源ラインがオーディオ基板上を流れ微弱な音声信号を汚す事の無いよう、外部から基板の要所へ直接供給される構造となっています。これは低レベル信号に対するノイズ対策として理想的な設計です。
また、入力~ボルテージ・ゲイン・ステージ用には専用のトロイダル・トランスを備えた独立電源を搭載。メインオーディオ電源および、レギュレーターとゲインボードに供給される電源との間には二重の絶縁処理を施し、干渉や電源を経由してのノイズ混入を防いでいます。
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より速く、よりクリーンな信号伝達のためのコンパクト設計。
より速く、よりクリーンな信号伝達のためのコンパクト設計。各回路は、パワーレギュレーションの効率化とノイズ干渉の最小化のために非常にコンパクトな設計となっています。
最新の高音質サーフェースマウント・パーツ群を用いて凝縮されたオーディオ回路のコンパクト・デザインは、信号経路を最短化し伝送遅延や位相回転、回路基板の寄生静電容量を極小化します。総ての信号劣化要因が小さい為、より速く、よりクリーンでより広帯域な信号伝達/増幅が可能になります。また、デリケートなオーディオ信号の高純度増幅のために、総てのオーディオ回路基板にはNo326Sプリアンプにも採用され、優れた誘電率から高い評価を受けている“Arlon-N25”によるマルチレイヤー・プリント基板を採用。入力から出力まで実質的な伝達ロスが極めて少ない設計で、非常に低インピーダンスであり、信号劣化も最小限に抑えられています。
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伝統のフルバランス設計。
ディファレンシャル信号により経路上に混入したノイズスパイクが相互にキャンセルされるため、バランス設計はノイズ除去の手法として非常に効果的です。
No.532 は入力ステージの並外れて高いコモンモード・ノイズリジェクションにより、アンプの信号経路におけるノイズの混入、増幅を防ぎます。また、No.532ではバランス入力は直接そのままの形で処理され、アンバランス入力は入力ステージでバランス変換され伝送、増幅されます。入力から出力まで、全てのオーディオ信号がバランス信号のまま処理されるため、最大のコモンモード・ノイズリジェクション効果を発揮できます。
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最小のNFBで最大限の歪低減。
フィードバックは過去の多くのMLアンプよりさらに小さく、また均整が採れており、外部ノイズと歪を最大限に排除します。フィードバック信号から隔離された状態でDCサーボが掛けられています。片チャンネル当り12ペア、24個の出力デバイス数はNo432の約2倍です。多数の出力デバイスをパラレル接続で使用することにより、個々のデバイスに掛かる電流負荷を軽減し、フィードバックを多用することなくクロスオーバーディストーションを非常に低く抑え込んでいます。
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ロスの無いストレート&ダイレクト入出力設計。
アンプの入力ステージはストレートな信号処理を行っているため、他にバッファーもフィルターも存在しません。信号経路にはリレー、コンデンサー、コイルを一切挿入せず、各基板同士はケーブルを用いずバスバーや低損失コネクターにより連結。直線性を損なう要素を最小化し、出力インピーダンスを低く抑えています。また、出力デバイスから出力ターミナルへも直接信号が導かれる構造とし、ここにもインピーダンスレベルを増加させる何物も経由させていません。これらストレート&ダイレクトな信号伝達、増幅経路により信号劣化を排除し、信号ロスを最小化しています。進化を遂げた新時代のMark Levinson Dual Monaural Power Amplifier No532は、No432に対しては勿論、No33/33Hなど過去のどのMLアンプと比較しても非常に進化的な回路、構造となっています。パワーサプライは驚くほど低ノイズであり、非常に低インピーダンスとなっています。コンパクトで高密度な設計によりオーディオ信号経路は最短化され、またノイズから完全に隔離されるようデザインされています。
仕様
| 定格出力(20Hz~20KHz/THD 0.1%以下) | 400W(@8Ω) | |||
|---|---|---|---|---|
| 周波数特性(-0.1dB) | 20Hz-20kHz | |||
| S/N比 | 85dB以上(1W 出力時) | |||
| 入力端子 | XLRバランス×1、RCAアンバランス×1 | |||
| 電圧ゲイン | 26.8 dB | |||
| 入力インピーダンス | 100kΩ(バランス)/50kΩ(アンバランス) | |||
| 入力感度 | 2.59V(@8Ω定格出力時) | |||
| 出力端子 | 大型バインディングポスト×1組 | |||
| 消費電力 |
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| 寸法(W×H×D) | 445×243×539mm | |||
| 本体重量 | 55.3kg | |||
| 梱包重量 | 58.9kg | |||
| JANコード |
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サポート
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受賞
2011年
- (株)音楽之友社 ステレオ
- 「ベスト・バイ・コンポ2011 120万円超のパワーアンプ 第4位」受賞
- (株)ステレオサウンド HiVi
- 「2011夏のベストバイ パワーアンプ部門(100万円超)」受賞
- (株)ステレオサウンド HiVi
- 「2011冬のベストバイ パワーアンプ部門(100万円超)」受賞
2009年
- (株)音楽之友社 ステレオ
- 「ベスト・バイ・コンポーネント2009 120万円超のパワーアンプ 第5位」受賞
- (株)ステレオサウンド HiVi
- 「2009夏のベストバイ パワーアンプ部門 第2位」受賞
2008年
- (株)音楽之友社 ステレオ
- 「ベスト・バイ・コンポーネント2008 100万円以上のパワーアンプ」受賞
「年間最優秀コンポ2008」受賞 - (株)音元出版 オーディオアクセサリー
- 「オーディオ銘機賞 2009 銀賞」受賞
- (株)音元出版 analog
- 「第1回アナロググランプリ 金賞」受賞
- (株)ステレオサウンド ステレオサウンド
- 「2008-2009 ザ・ベストバイ・コンポーネント パワーアンプ 200万円以上 第1位」受賞
- (株)ステレオサウンド HiVi
- 「2008冬のベストバイ・パワーアンプ部門(100万円超)第三位」受賞
- (株)スイングジャーナル社 スイングジャーナル
- 「第20回ジャズ・コンポーネント・アワード 海外オーディオ部門 セパレート・アンプ」受賞
